Star Adventurer GTi赤道儀のバックラッシュ調整

注意
これから書く方法は、一部のネジを壊すこともあるので、注意が、必要です。
私もネジ2本が、外せず、ネジを壊して、Star Adventurer GTi赤道儀の
赤緯のカバーを外しました。

Star Adventurer GTi赤道儀は、購入したときら赤緯側のガイドが、悪く、
オートガイド時のグラフが、赤経側は、安定しているのですが、赤緯側が、
1ピクセル近くズレて、赤緯側に修正が、入っても修正できず2本平行線で、
安定している状態でした。

これまでの経験からこの状態は、バックラッシュが大きくて起きていると
考えられたので、ネットで、いろいろ調べると海外で、調整方法を紹介
されていたので、早速やってみましたが、えらい事になりました。

Star Adventurer GTi赤道儀の赤緯側のバックラッシュ調整をするためには
赤緯のカバーを外さねばなりませんが、赤緯のカバーを固定しているネジが、
M2.6の六角ネジなのですが、見栄えをよくするためか、半丸型で、六角
レンチのサイズが、1.5と小さい。
そして、最大の問題は、組み立て時に機械ジメをしたようで、非常にカタイ、
それだけでなく、機械ジメした時にネジ穴が、大きくなったものやネジ穴が、
なめて、ネジ穴が、つぶれているものをあり六角レンチで、外せないネジが、
2本ありました。
もし、ネジを外れる方向に強く回しても、動かない時は、ネジ穴を壊す
ことになるので、やめてください。

赤緯のカバーを外すと下の写真のような構造になっています。
ここには、写っていませんが、モーターを繋ぐケーブルは、細いので、
あまり触らない方が、よいと思います。
IMG_0933[1]

赤緯のカバーを固定しているネジを外すための六角レンチですが、写真の
左のボール型の六角レンチを使うと、確実にネジ穴を壊すので、カバーを
外す場合は、右のタイプを使ってください。
IMG_0940[1]

壊れたネジを外さないとバックラッシュ調整ができないので、赤緯カバーが、
傷つくのを覚悟で、六角ネジに半丸の頭をルーターで、削り落として、外し
ました。頭を削り落としたネジは、ネジザウルスで、何とか外しましたが、
こんな傷が、付きました。
IMG_0936[1]

Star Adventurer GTi赤道儀の赤緯側のバックラッシュ調整については、
赤緯カバーを外すと下の写真のような構造になっていて、ウォームの
テンションは、矢印のネジの押し付けで、調整しています。
私のStar Adventurer GTi赤道儀では、赤緯側のウォームのテンションが、
緩かったので、押し付けて、締めたことで、先日、ベランダで、追尾
テストを行ったところかなり良くなっていました。
IMG_0933[1]-1
Star Adventurer GTi赤道儀のモーターは、小型のDCモーターなので、
あまり強く絞めると動かなくなるので、調整するときは、注意してください。

もし、赤経側の調整を行うのであれば、赤緯側と同じネジを外さねば
なりませんが、ネジが、壊れていたり、壊したりする可能性が、
大きいので、お勧めできませんが、幸い赤経側は、写真のシリアル
番号のシールを剥がすと、穴が、あり、その穴の奥に赤経側のバック
ラッシュ調整するネジが、あるので、ここからバックラッシュ調整が、
できるようです。
IMG_0935[1]

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[ 2023/11/19 18:47 ] 機材 | TB(-) | CM(2)

AM5赤道儀

今年に入ってから使わなくなった撮影機材を手放して、資金を作って
撮影機材を更新して、コンパクト化して、動きやすくしました。
新しく導入した機材は、Red Cat71とAM5赤道儀です。
IMG_0926[1]
AM5は、まだ、撮影では使っていませんが、室内で、いろいろ触って
みましたが、良くできた赤道儀だと思いますが、私が、触った印象と
しては、いざというときにユーザーが手を付けられないところが、
不満なところです。
具体的には、自動導入速度が、速いので、自動導入時にケーブルが、
絡まったり、鏡筒が、干渉したときに安全に自動で、停止させる機能が、
無いのは、暗い所で、使うときに何が、起きるか分からないので、簡易でも
欲しい機能ですね。

あと、AM5の三脚は、購入する前にいろいろ調べましたが、オリジナルの
カーボン三脚は、耐荷重50Kgで、軽量、コンパクトなのですが、三脚としては
軽いので、海外の情報では、短焦点の屈折での撮影では、良いけれども
鏡筒の大きさと重量が、大きくなると安定が、悪くなるので、Sky-Watcherの
三脚を使うことを勧めていたので、私は、EM-11で使っていたVixenのSXG110と
ハーフピラー の組み合わせで、使えるようにコスモ工房さんのAM5赤道儀⇔
SXG三脚架台アダプターを導入しました。
IMG_0924[1]
これで、FSQ-106Nフローライト鏡筒やBKP-150改を使うときは、この組み合わせで、
Red Cat71を使うときは、AM5用軽量ハーフピラーとSIGHTRONのカーボン三脚か
INNORELのカーボン三脚で使えるようにしました。

Red Cat71は、FSQ-85ED一式を同じサークルのFさんの所に嫁入りして、買いました。
FSQ-85EDは、我が家では、あまり出番が、ありませんでしたが、Fさんの所では、
大活躍中の様です。
Red Cat71は、Red Cat51と同じ構造のヘリコイド式なのが、あまり人気が、ない
ようで、ユーザーをあまり見かけませんが、光学系は、FSQと同じペッパール型
なので、像は、大変に良いです。
IMG_0929[1]
しかし、AM5赤道儀もRed Cat71も海外メーカーの製品は、あるレベル以上の価格の
物には、標準で格納ケースが、付いてくるのは、保管と持ち運びに便利です。
国内メーカーだと別売りで、あったりしますが、ただのアルミカメラケースに
メーカーのロゴが入っているだけで、何も印刷されていない同じ物の数倍の
値段がしたり、格納するためには、送られてきた箱の入っている緩衝材を使わ
ないと収まらなかったりと、何なのかと思いますね。
日本人は、システムを作れないと、よく言われますが、国内メーカーにどうして、
こういう発想が、無いのでしょうかね?
IMG_0930[1]


[ 2023/11/05 18:00 ] 機材 | TB(-) | CM(2)

Star Adventurer GTiの格納ケース

まもなく日本でも発売になるStar Adventurer GTi赤道儀ですが、非常に
コンパクトな自動導入赤道儀ですが、赤道儀一式を持ち運んだり保管する
ためには、格納ケースが、必要ということで、当初は、ペリカンのケースを
考えていたのですが、ちょうどよいサイズが、無かったので、いろいろ
ネットで探したところアマゾンで、Lykus HC-3820 防水ケースというのを
見つけて、これに赤道儀本体、ウェイト、ウェイト棒、ACアダプターに
必要なケーブル類とEQMODを入れました。入れてみると専用ケースのように
ピッタリでした。

IMG_0897[1]
一つのケースに赤道儀一式が、収まっているので、出かけるときに忘れ物を
することも減ります。また、撮影に使う機材に三脚以外に不定形な物が、
無くなるので、荷物の積み込みも楽です。
私は、赤道儀を水平に戻して、ケースに格納していますが、赤道儀を
傾けた状態で、格納するのであればLykus HC-4420 防水ハードケースが、
よいかもしれません。

[ 2023/01/09 15:53 ] 機材 | TB(-) | CM(0)

Star Adventurer GTiが、やって来た。

Star Adventurer GTiは、Sky-Watcherが、出した小型の自動導入赤道儀で、
欧米では、今年の10月ごろに販売が、始まりましたが、日本では、まだ、
販売されていません。
欧米では、販売開始後すぐに売り切れたようで、アメリカでもヨーロッパ
でも入荷待ちになっていましたが、アメリカのニューヨーク州の天文ショップが、
In Stockだったので、注文するとすぐに日本に発送してくれて、12月11日に
アメリカからStar Adventurer GTiが、届きました。IMG_0888[1]

この赤道儀は、本格的に使える自動導入赤道儀としては、世界最小でしょう。
IMG_0889[1]

Star Adventurer(スカイメモS)と並べるとこの大きさですから。
IMG_0890[1]

SIGHTRONのカーボン三脚に載せて、RedCat 51を付けるとこんな感じです。
IMG_0892[1]

天体写真での使い方としては、口径80㎜までの短焦点屈折や300㎜までの
望遠レンズでの撮影用です。

作りですが、写真で、見ていると良さそうですが、実物は、日本製の物から
すると、正直少し”チャチィ”です。Wifiの表示のある電池ボックスカバーは、
写真では、金属のように見えますが、実物は、ブラスチックです。
正直、ぶつけると、割れます。
しかし、価格が、アメリカで、644ドル日本円で、約8万円なので、こんな物
でしょう。

赤道儀としては、中身は、Sky-WatcherのEQ赤道儀と同じなので、よくできて
います。アメリカでの販売を主に考えているのかバランスウエイトが、5ポンド
約2.5Kgと少し重いように思います。しかし、幸いウエイト軸の軸径が、ビク
センと同じ20㎜なので、2.5Kgのウエイトが重いときは、ビクセンの軽いウエ
イトを使えばよいと思います。

アリミゾの押さえが、点押さえなのが、気に食わないですね。
ここは、値段が、上がってもやはりこだわって、面押さえににして欲しいですね。
IMG_0894[1]

操作は、Wifiを標準搭載しているので、基本的にWifiで、スマホやタブレットから
SynScan Proのアプリから操作しますが、ハンドコントローラの端子が、付いて
いるので、SynScanハンドコントローラーからも操作できます。
自動導入もWifi経由で、スマホやタブレットからSkySafariで、できます。

PCとの接続は、USB端子が、付いていて、USBシリアル変換内臓で、シリアル通信で、
PCと繋がりますが、私が、試したところでは、SynScanのASCOMドライバー経由で、
Cielなどの星図ソフトに繋がらず、PC用のSynScan ProのソフトしかPCと繋がりません。
しかし、EQMODを使えばハンドコントローラ端子経由で、EQASCOM経由で、星図
ソフトに繋がります。確認済みです。

三脚との接続は、3/8のカメラネジなので、大型のカメラ用カーボン三脚にも
載せられます。携帯性を考ええるとStar Adventurer GTi用のオリジナルの三脚
よりもSIGHTRONのカーボン三脚や大型のカメラ用カーボン三脚の方が、使いやすいと
思います。
IMG_0891[1]

使用上の注意点

一番の注意点は、赤道儀の構造上、赤経の駆動範囲が、180°しかないので、子午線を
超えて導入したり、ガイドする場合、”イナバウアー”状態にできないので、子午線超えで、
反転は、必須です。

赤径、赤緯の粗動が、硬いです。赤径は、バランスが、取れているか分かりにくいので、
要注意です。

この赤道儀は、電源を入れただけでは、恒星時追尾は、しません。追尾するには
SynScan Proのアプリの恒星時駆動をチェックしないといけません。
電源を切ると、これを忘れてしまうので、電源を入れると、この操作が、必須です。

電源やUSB端子が、赤道儀の上面に付いているので、従来のコネクターを使うと鏡筒と
干渉したり接続不良を起こすことが、考えられるので、写真のようなL型端子への変換を
使う方が、良いと考えます。
IMG_0896[1]

また、日本では、夜露が、ひどい時は、ここから結露して水滴が、中に入る可能性も
あるので、夜露が、ひどい時は、端子に結露しないように、ここに何か、カバーなどを
置いた方が、よいと考えます。
IMG_0893[1]

届いて、この1週間室内いろいろ触った感想

いろいろ触った感想は、価格的に作りや構造に??な所は、ありますが、日本の
メーカーにはない発想で、小型の自動導入赤道儀としては、良くできていると
思います。
私のように初めてEQ赤道儀を使う人には、使い方を理解するまでにいろいろ
調べたりするのが、面倒ですが、中身が、EQ赤道儀なので、EQ赤道儀のユーザーは、
使いやすと思います。

さて、12月24日天気が、良ければ岡山県の大芦高原に行くので、これが、初陣になり
そうです。実物を見てみたい人は、来てもらってもいいですよ。


[ 2022/12/18 05:24 ] 機材 | TB(-) | CM(0)

前回の補足と続き。

先のブログの書き込みは、いろいろ反応が、大きかったです。
ご意見をいただいた皆さん、ありがとございました。

前回、少し足りなかったと思うことをまた、長々と書き
ますが、要は、物作りの方法が、根本的にゲームチェ
ンジしてしまったといことと、最近では、天体写真を
撮られている人には、Askarの望遠鏡で、ZWOのAM5赤道儀
にCMOSカメラとASIAIRで、撮影している人やSkyWatcheの
赤道儀と望遠鏡にZWOのCMOSカメラとASIAIRで、撮影して
いる人が、増えていて、日本メーカが、この先なくなっても
問題ないのかなと思ってきています。

英語については、私も聞いたり、話したりは、普段から
聞きなれていないし、話しなれていないので、難しい
ですが、読むことは、何とか読めて、、書く方も中学生
程度の英語ですが、何とかできます。
日本からインターネットで、情報を得るのは、基本
文字ベースなので、英語は、読むことと多少書くことが
できれば十分で、これで、海外のメーカーやショップと
やり取りできます。
海外のメーカーやショップは、英語圏でないところも
ありますし、英語を母国語としない人たちから問い合わ
せが、来ることが、前提なので、それほど難しく考える
必要は、ないと思います。

海外のメーカーは、サポートなどが、スムースではないと
言われますが、それは、日本の販売店経由だからでは
ないかと思われます。やはり、販売店経由だと伝言ゲームに
なるので、伝えたいことが、十分伝わらないやどうしても
レスポンスに時間が、かかります。
私の実感としては、海外のメーカーやショップは、時差から
相手が、昼間の時間帯にメールを送るとすぐにレスポンスが
帰って来ることもあります。基本的に何らかのレスポンスが、
帰って来るは、早いと思います。ただし、物のやり取りは、
どうしても物理的距離があるので、時間が要します。
それでもこの点は、日本国内のメーカーやお店よりも早いと
思います。逆に日本国内メーカーは、今時電話対応が、基本か
と思ってしまうことがあります。

あと、注意することは、海外のメーカーやショップは、
国内のメーカーやショップのようなこちらを察するような
対応は、ありません。
何かを知りたければ、知りたいことを説明する。
トラブルならば、具体的な症状や証拠写真などを送らないと
マニュアルのどこを見ろとかと、返して来るだけで、対応して
くれないこともあります。
”日本の常識、世界の非常識”ということに注意してください。

次に軍事産業と軍事技術についてですが、まず、日本人には、
不都合な事実ですが、日本と同じ敗戦国のドイツは、世界
第4位の兵器輸出国で、NATO軍の主力戦車は、ドイツの
レオパルト2で、ヨーロッパを中心に兵器を輸出しています。
また、福祉国家として有名な北欧のノルウェー、スウェーデン、
フィンランドも独自の軍事産業と軍事技術を有していて、
兵器輸出国でもあります。
そして、どの国も日本よりも技術レベルは、上で、ドイツは、
工作機械では、世界一ですし、光学機器では、ツアイスや
ライカなどのトップ企業を要する国です。

振り返って、日本も戦前、戦中は、独自の軍事産業と軍事
技術を持っていて、零戦や戦艦大和を作り、これらを運用
しました。そして、戦後、これらの技術が、あったから
いち早く工業先進国になることが、できました。
望遠鏡などの光学機器についても戦前、戦中に海軍などで、
艦艇に搭載される測距儀や対空双眼鏡など光学機器を設計、
開発していた技術者が、戦後にカメラメーカーや光学機器
メーカーを作って、世界を捕った経緯があります。

では、なぜ軍事産業と軍事技術が、必要かといと、兵器に
要求される仕様や精度が、民生品では、決して要求されない
レベルであるからです。そして、そういう物を作ることが、
できる技術が、あるから民生用のハイテク製品を作れるのです。
そして、その国の工業技術レベルを保つためでもあるのです。
最近では、軍用と民生用の区別が、できなくなって来ている
ので、これは、ますます、重要になってきています。
私は、仕事で、電子機器の開発をしていますが、FPGAやCPLD
などのシステムLSIの最高のカテゴリーは、軍事、航空宇宙用で、
正常動作する環境が、民生品では、考えられないレベルです。
ですが、考えられないような動作環境でも正常動作する半導体
技術で、作られているからこそ民生品で、使えるのです。
これは、半導体などの電子機器だけでなくコンピューター
制御の工作機械や光学機器、ソフトウェアなどにも言えます。

天体望遠鏡についても構造が、シンプルなぶんレンズや鏡の
精度や部品の加工精度が、望遠鏡の性能に直結します。
要するにその時代の究極の加工技術が、あるから質の良い
天体望遠鏡を手に入れられるのです。
また、天体望遠鏡を制御する電子機器やソフトウェアなど
性能が、良くて、魅力ある製品を作るのも同じなのです。

機械加工については、2000年代後半からマイコンなどのマイク
ロプロセッサーと各種センサーの性能が、向上して、これらを
組み込んだコンピューター制御の工作機械の加工精度が、向上
したことが、大きいです。
今は、DIYで、コンピューター制御のCNCフライスを作れる時代に
なりましたからね。このDIYのコンピューター制御のCNCフライス
の制御基板を流用したのが、自動導入モータードライブの
OnStep Telescope Controllerですかね。

また、マイクロプロセッサーの性能向上で、これを動かすソフト
ウェアの良し悪しが、性能を大きく左右する時代になり物作りの
ゲームチェンジが、起きたことに日本のメーカーが、付いて行けず、
世界から置いて行かれる状況です。
熟練職人の技や仕事は、これからも必要であり、無くなることは
無いと考えますが、物作りのやり方が、10年位前とは根本的に
変わったということです。
これから3Dプリンターが、もっと普及すれば、もっと変わるで
しょう。

中国は、国家を上げて、多額の国家予算と軍事予算を次ぎ込んで
これらを国内の企業に普及させよとしていて、今では、中小
企業でも最新のコンピューター制御の工作機械を導入し始めて
いるので、5年ほど前までは、金属加工も熟練工の技術レベルの
差が、大きく日本製よりも劣っていましたが、今では、日本製と
同じか、良い物を作れるようになり、AskarやSHARPSTARは、
日本製の望遠鏡よりも良い物が、出始めています。

日本の天文メーカについて考えてみると。
タカハシは、元々、鋳物屋で、鋳物加工を得意としています。
鋳物加工を否定するつもりは、ありませんが、今の天文
関係の部品を製作するのに原型を作り、それで、砂の型を作り
そこに溶けた金属を流し込んで、金属部品を作るのは、金属を
溶かすだけでもかなりの燃料代が、必要ですし、部品を作り
あげるまでにかかる人手と人件費を考えると、コンピューター
制御の工作機械で、切削加工で、自動で、同じ精度の部品を
大量生産できる所には、太刀打ちできないと考えます。
それに鋳物で、作られた物は、意味なく重いです。
2010年代になって、精密加工のやり方が、根本的に変わって
しまったのに完全に乗り遅れたと言ってよいでしょう。
もし、タカハシが、今の物作りを継承して行くのならば、
今のような、望遠鏡の製造と販売から脱却して、熟練職人が、
丹精込めて作るので、完全予約受注生産、納期未定で、価格も
鏡筒1つ100万円以上というふうにしたほうが、タカハシの
ブランドも守れると考えます。
そうでないのなら設備と人材に投資して、最新の工作機械と
ソフト開発のできる人材を導入して、物作りを根本的に変える
べきでしょうね。

ビクセンについても国内天文望遠鏡メーカーとして生き残る
のであれば高等工業高専、大学、大学院で、数学、物理、天文学、
光学、電子工学、ソフトウェア工学を修めた人材を採用して、
自社で、望遠鏡、電子機器、ソフトウェアを全て開発できる
アメリカのAstro-Physicsのような企業に生まれ変わらなければ
生き残れないのではないでしょう。

タカハシ、ビクセンともに今よりもワンラクもツーランクも上の
魅力ある製品を作れる会社にランクアップしないと、中国メー
カーに追い抜かれて、消えて無くなるしかないと考えますが、
そこまで脱皮できるか、疑問です。

この先、タカハシは、ロウソクに火が、消えるように無くなり、
ビクセンは、企業としては、残るけれどもニコンやペンタックスが、
天体望遠鏡部門を不採算部門として整理したように、天体望遠鏡は、
無くなり、残ったとしても中国メーカーの代理販売になるでは
なかと思ってしまいます。


[ 2022/10/16 03:01 ] 機材 | TB(-) | CM(0)