GPS時計

以前にもGPSセンサーのジュピターとPICマイコンを使ってGPS時計を作ったことが
ありますが、今回は、低電力、高感度で、PCやマイコンとも繋げ易いGPSセンサー
コメットRS/3 http://www.rakuten.co.jp/gps/583689/777772/ を使ってGPS時計を
作ってみました。

イメージ 1


GPSセンサーは、NMEA-0183フォーマットのデーターを4800bpsで、出力しているので、
これをAVRマイコンのATmega168で、受信、解析して、LCDに表示させています。

イメージ 2


時計部分は、こんな感じです。

イメージ 3


上が、グリニッジ標準時で、下が、日本標準時です。

緯度・経度の表示

イメージ 4


この表示は、GPSセンサーが、出力しているデーターをそのまま表示しているので
細かい位置データを表示させるためには、このデータを元に表示させる位置を計算する
必要が、あります。

衛星数と海抜高度の表示

イメージ 5


上が、GPSセンサーが捕らえている衛星数。下が、GPSセンサーの海抜高度です。

今回使ったGPSセンサーコメットRS/3は、RS232CでPCとも繋げることができますが、
野外で、PCに繋いで使うのでしたら秋月電子通商が、販売してるUSB接続GPSモジュール
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-02619/
が、便利でしょう。

あと、GPSセンサーと連携して、PCの内部時計を校正するソフトの下記にあります。
http://www7.ocn.ne.jp/~set/Satk/SatkDoc.html
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[ 2009/07/21 00:28 ] 電子工作 | TB(0) | CM(3)

自動導入モータードライブほぼ完成

先日、ルネサスのH8マイコン 3694Fで、作っている自動導入モータードライブのソースを眺めていたら
プログラムのバグを発見して、これを修正したら、あら不思議!自動導入時のステッピングモーターの
脱調が、なくなったではあ~りませんか!
ソフトを作っていると、よくあることなのですが、”小石に躓いて、思いっきり頭をぶつけていた”のですね。

それで、Cielに繋げて、いろいろテストしたところ一部プログラムの悪いところで、赤緯側のモーターに
脱調が、起きるものの、概ね問題なく自動導入動作を行うことが出来ることを確認できました。

という訳で、突然、LX200コマンド互換の自動導入モータードライブが、ほぼ完成してしまいました!!

今のところLX200コマンドの受信と座標計算のプログラムが、良くないので、これらをもっと効率の良い
プログラムにして、自動導入動作部分のプログラムを修正してやればなんとか使えるようになりそうです。

しかし、H8/Tiny 3694Fでは、動作クロックやSRAMの容量で、辛いところがあるので、やはりSH-2マイコンの
SH7125を使う方が、ベストでしょうね。
ちなみにMTS-3SDI+に使われているCPUは、AVRマイコンを作っているAtmel社のAT89C51ED-UMという
動作クロック40MHzの8ビットです。
[ 2009/07/12 01:13 ] 電子工作 | TB(0) | CM(0)