暑いです。もう、暑いのは、いいです。
遅くなりましたが、18日にMさん、Kさん、うちのサークルの会長さんと大塔のヘリポートに
行ってきました。この日は、梅雨明け直後でしたが久々の快晴で、一緒に行った会長の38cmドブ
での観望は、網状星雲、M27が、よく見えてとても良かったですよ。
なかでもケフェウス座のNGC6946とNGC6939の散開星団と系外星雲のコンビは、よく見えて面白い
取り合わせでした。やっぱり大口径のドブでの観望は、いいですね。
で、撮影した網状星雲です。3時頃から曇りだしたので露出枚数が少ないです。
でもKAI-4022は、こういう対象には、向いていますね。
NGC6992
露出時間:L 4×10分 RGB 3×5分
冷却温度:-15℃
フィルター:Baader Planetarium LRGBフィルター
望遠鏡:FSQ-106N
カメラ:QSI540 WSG
ガイドカメラ:SSAG
赤道儀 :EM-200Temma2
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梅雨真っ最中で、撮影もお休みということで、QSI540とQSI583を使ってみての感想を書きます。
KAF-8300を使った冷却CCDが各社から販売されていて、結構リーズナブルな価格ですが、1ピクセル5.4uの
CCDは手元に短焦点で、星像の良いFSQやε-180が、あればよいのですが、そうでないと、なかなか使い
こなすのに難しいCCDのように思います。
日本の気象条件ですと、KAI-4022のQSI540とKAF-8300のQSI583では、1ピクセル5.4uのKAF-8300よりも
1ピクセル7.4uのKAI-4022の方が、シンチレーションの影響が、小さいです。
また、散光星雲を撮影する場合、感度特性で、KAI-4022の方が、画像処理し易いというのもメリットです。
感度と解像度は、KAF-8300の方が、上なので系外やHaでは、QSI583に軍配が、上がりますが、散光
星雲では、QSI540の方が、使い勝手が、良いと思います。
CCDから見ると、散光星雲を撮影するのであればKAF-8300よりもKAI-4022の方が、使い勝手が良いですね。
KAF-8300は、解像度や感度の必要な対象向きですね。
これから考えると広角で、散光星雲をメインに撮影する場合、1ピクセル7.4uで、16000万画素、35mmフルフォー
マットのKAI-16000を使った冷却CCDカメラは、1ピクセル9uのKAI-11002を使ったカメラよりも解像度が、上がる
ので良いかもしれませんね。