MさんのところのRoboFocusが、また壊れたというので、預かって修理しました。
RoboFocusは、結構壊れやすくて、このRoboFocusはこれで3回目?かな。
RoboFocusが、壊れる原因は、大体2つあって、1つは、静電気のスパークによって
制御に使われているPICマイコンの16F876のファームウェアが、飛んでしまって、
”アホ”なる。この故障は、RoboFocusが、異常な動作をします。
もう1つは、制御に使われているPICマイコンのクロックに使われている10MHzの
クリスタルが、壊れて、動かなくなる。この故障は、LEDが、電源を入れても
点灯せず、何の反応もしません。
1つ目の故障の場合は、マイコンから取り出しておいたファームウェアを書き直せば
元に戻るので、それほど難しくないのですが、2つ目の故障は、クリスタルを交換
しなければならないので結構面倒です。
今回の故障は、クリスタルが、壊れていたので、これを新しい物に交換して、直り
ました。以前にもkob**995さんのRoboFocusでもクリスタルが、壊れて修理した
ことがあります。
で、RoboFocusに使われているクリスタルが、悪いのか、クリスタルの交換は、これで
2件目なので、RoboFocusユーザーの皆さんは、注意してください。
あと、これからの時期は、静電気も起きやすくなるので、こちらも注意が必要です。
今回の修理の際にRoboFocusの回路図を起こしたのですが、結構簡単な回路でしたね。
あの回路で、あれだけのことができるので、ファームウェアが、優秀なのですね。
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遅くなりましたが、10月10日に八塔寺に行ってきました。
10日は、あちこちのブログに書かれていますが、現地は、大変な人でしたが、夜半過ぎに小雨が降ると
たちまち皆さん帰られましたが、その後、天気が回復して快晴になりました。
最後まで粘ったのが正解でした。
103P/ハートレー第2彗星は、前の週よりも核の拡散が、大きくなっているようでした。
103P/ハートレー第2彗星
露出時間:5×3分 ノータッチガイド
望遠鏡:Sky90 F4.5
カメラ:EOS KissX2 ノーマル
赤道儀 :EM-10 AGS-1X
小雨の後に天気が回復した後にIC1848を撮影。再セティング後、薄明までそれほど時間が無かったので
10分7枚しか撮影できませんでした。
IC1848
露出時間:Ha 7×10分
冷却温度:-20℃
フィルター:Baader Planetarium Ha 7nmフィルター
望遠鏡:Sky90 F4.5
カメラ:QSI583 WSG
ガイドカメラ:SSAG
赤道儀 :EM-10 AGS-1X
IC1848は隣のIC1805よりも複雑な構造があるので、面白い撮影対象ですね。
しかし、この星雲は、よく見ると2001年宇宙の旅に出てくる胎児に似ていると思いますね。
あと、当日の撮影機材は、下のようで、結構コンパクト。なかなか気に入ってます。