8月25日に昨年12月以来、8ヶ月ぶりに高野辻ヘリポート近くに撮影に行って
きました。ここは、標高が、1200mあり、この日は、夜中には、気温が15℃近く
まで下がり、かなり寒かったです。冬用のダウンを持って行って正解でした。
月齢が、上弦過ぎだったので、現地に着いたのは、午後10時半を過ぎてました。
天気は、現地に着いてから午前1時ごろまでは、快晴でしたが、その後は、台風の
影響の南東の風で、雲が、襲来して明け方近くまで撮影できずで、薄明近くに
なって快晴になるも時間切れでした。
それでも曇るまでにCANON EF135mm F2Lで白鳥座のγ星周辺を何とかHa10分、4コマ
撮影できたので、よしとしましょう。
露出時間:Ha 10分×4
カメラ:QSI583WS
冷却温度:-10℃
フィルター:Baader Planetarium Ha 7nmフィルター
レンズ:CANON EF135mm F2L 開放
ガイド鏡:ミニBORG60
ガイドカメラ:Lodestar
赤道儀 :EM-10 AGS-1X
CANON EF135mm F2Lは、さすが、F2だけあって、ピントが、シビアでした。
バスティノフマスクを使ってピント合わせてもピントが、甘いです。
このレンズを使うためのピントあわせの修行をせねばなりませんね。
この他にポラリエを初めて使って撮影もしました。
ポラリエを使っての感想としては、極軸を合わせる穴が、瞳の径よりも
大きいので、極軸を合わせやすいのですが、その分、極軸の精度が、悪いので
広角レンズでも露出が、5分を超えると流れていました。
こでも極軸をもう少し精度よく合わせる方法を考えなければならないことが
分かったのは、よかったです。
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EQ6 Proをシリアル通信で、制御するEQDIRECT-USBの作成を依頼されて作りました。
EQDIRECT-USBの構成は、いたって簡単で、USB-シリアル変換モジュールにEQ6 Proの
TTLレベルのシリアル通信信号を繋ぐだけです。
EQ6 ProのハンドコントローラーのコネクタがDサブ9ピンで、4、5ピンGND 6ピンRx
9ピンTx になっているので、これとUSB-シリアル変換モジュールのGNDを共通に
なるように接続して、Tx、Rxの端子をクロスになるように接続するだけです。
USB-UART232シリーズには、USBコネクタ-B標準タイプとminiUSB-Bコネクタタイプが
あるのですが、今回は、使い勝手を考えてUSBコネクタ-B標準タイプを使いました。
ケースは、タカチのTW5-3-10で、基板は、TW5-3-10用のTNF43-79、それとコード
ブッシュを使いました。
これで、EQ6 ProをEQASCOMを介して、Cielやステラナビゲーターから制御できる
ことを確認しました。