アイソン彗星

10月12日に高野辻ヘリポートに行きましたが、撮影は、撮影を始めて1時間ほどで曇ってしまい
撮影しようと思っていた対象を撮影できませんでしたが、明け方近くには、ある程度天気が
回復したので、昇ってきたアイソン彗星は、撮影することができました。

イメージ 1

アイソン彗星
露出時間:L 10×3分
冷却温度:-15℃
フィルター:Baader Planetarium LRGBフィルター
望遠鏡:Sky90 F4.5
カメラ:QSI583 WSG
ガイドカメラ:SSAG
赤道儀 :GP赤道儀+MTS-3SDI+

アイソン彗星の部分をトリミング

イメージ 2

この日のアイソン彗星は、火星の近くにあり見つけやすく双眼鏡でも見ましたが、結構ショボイ
かったです。13日明け方のアイソン彗星の明るさは、Cielの彗星データで、9.5等星と当初の
予測よりも暗いので、この先もあまり期待できそうになさそうですね。
昔、オースチン彗星の予測が、大きく外れて”大嘘チン彗星”とよばれたようにアイソン彗星は、
”大損彗星”とよばれるかもしれませんね。

最後に、この日の撮影機材の写真です。

イメージ 3

モーターは、一見するとMT-1のように見えますが、モーターは、高速導入できるステッピング
モーターに交換してあります。これで、MTS-3SDI+との組み合わせでGP赤道儀でもSky90を運用する
ことが、できるのですよね。
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[ 2013/10/21 00:18 ] 天体写真 | TB(0) | CM(0)

自宅ベランダから撮影

9月27日と28日の夜は、月が、大きかったのですが、空の透明度が、良かったので、久しぶりに
自宅のベランダから南の天体を撮影しました。自宅の南側は、大阪市内方向になるので、光害が
大きいのですが、夜半を過ぎると東から南にかけては、多少ましなので、丁度この時期に夜半に
昇って来るオリオン座のあたりをHaで、撮影してみました。

9月27日の夜は、SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO DG+QSI583WSで、M42と馬頭星雲を始めて
撮影してみました。
月が大きく近かったのと、南は、大阪市内向きなので強調していますが、これが、限界ですね。

イメージ 1

M42と馬頭星雲
露出時間:Ha 12×10分
冷却温度:-10℃
フィルター:Baader Planetarium Haフィルター 7nm
レンズ:SIGMA 150mmF2.8 APO MACRO DG 開放
カメラ:QSI583 WS
ガイド鏡:ミニBORG60
ガイドカメラ:Lodestar
赤道儀 :GP赤道儀+MTS-3SDI+

今回、初めてSIGMA 150mmF2.8 MACROを使いましたが、レンズに台座が付いていて、回転もできるので、
使いやすいので、これからこのレンズが、主力になるかも。

9月28日の夜は、Sky90で、馬頭星雲を撮影しました。QSI583のフォーマットでは、Sky90 F4.5の画角が、
一番いいですね。

イメージ 2

馬頭星雲
露出時間:Ha 12×10分
冷却温度:-10℃
フィルター:Baader Planetarium Haフィルター 7nm
望遠鏡:Sky90 F4.5
カメラ:QSI583 WSG
ガイドカメラ:SSAG
赤道儀 :GP赤道儀+MTS-3SDI+

Sky90+QSI583 WSG+GP赤道儀+MTS-3SDI+の組み合わせは、コンパクトで、たまに遠征でも
使っていましたが、この冬は、この組み合わせが、よいかもと思ってしまいました。
[ 2013/10/03 00:15 ] 天体写真 | TB(0) | CM(2)