忘年会お疲れ様でした。

30日は、星仲間9人が、集まって、大阪市内のインド料理店で、忘年会でした。
今年最後の天文イベントで、天体写真や機材の話題で大いに盛り上がりました。
参加された皆さん、お疲れ様でした。

今年もあとわずかとなりました。このブログに来て頂いた皆さんありがとうございました。
それでは皆さん、良いお年を

スポンサーサイト



[ 2014/12/31 14:15 ] その他 | TB(0) | CM(0)

今年最後の遠征

12月27日土曜日に高野辻ヘリポートへの道が、凍結していないとの情報を得たので
急遽Mさん、提督、Nさんと高野辻ヘリポートへ今年最後の撮影に行って来ました。
さすがにこの時期は、積雪と道路の凍結があるので、この日は、私達4人だけでした。

撮影対象は、明るくなっているC/2014 Q2 ラブジョイ彗星とM109。
C/2014 Q2 ラブジョイ彗星は、先にアップしたように明るくなっており7倍50mmの
ファインダーでも確認できました。
Nさんの口径55cmのドブソニアンで、も見せてもらいましたが、核は、明るかった
ですが、尾は、淡すぎて肉眼では、見ることはできませんでした。
C/2014 Q2 ラブジョイ彗星は、まだ、増光中で、オリオン座のリゲル方向に移動
して、見やすくなるので、楽しみです。

さて、本命は、M109銀河。FSQ-106N フローライト鏡筒 焦点距離530mm+SXV-H9では
これ位の大きさにしか写りませんが、私たちの銀河系と同じ棒渦巻き銀河で、腕を
巻いているのが、よく分かります。また、さらに遠方の銀河もいくつも写っています。
実は、この画像、画面の右上の隅にあるおおぐま座のγ星のゴーストが、激しくて、
かなり強く画像処理しているので、色調が、ちょっと悪いです。

イメージ 1

M109
撮影日:2014年12月28日
撮影地:高野辻ヘリポート
露出時間:L 10分X7 RGB 10分X3
望遠鏡:FSQ-106N フローライト鏡筒
カメラ:Starlight XPress SXV-H9 + Atik EFW
フィルター:Astronomik LRGB Type2Cフィルター
ガイドカメラ:OAG9+SSAG
赤道儀:EM-200Temma2

写真は、撮影中の私の望遠鏡です。

イメージ 2

カメラ:PowerShot S120

高野辻ヘリポートは、標高約1100mあり、この日は、気温が、-5℃近くまで下がって、
ついでに湿度もちょっと高かったので、望遠鏡や機材もケース類もバリバリの凍りつき
ました。この状態で、撤収して帰るのですから家に着いたら、それが溶けて、持って
行った物全てがボトボトになって、乾かすのに苦労しました。
それでも天気は、一晩快晴で、一年最後の撮影を楽しむことが、できました。
[ 2014/12/30 02:56 ] 天体写真 | TB(0) | CM(2)

C/2014 Q2 ラブジョイ彗星

12月27日の夜に高野辻ヘリポートで、撮影したC/2014 Q2 ラブジョイ彗星です。
135mmの望遠レンズでの撮影なので、写りが小さいですが、尾は、淡いでしが、
結構長く伸びています。

イメージ 1

C/2014 Q2 ラブジョイ彗星
撮影日:2014年12月28日
撮影地:高野辻ヘリポート
露出時間:4×6分 ISO1600
レンズ:EF135mmF2L F3.5に絞る
カメラ:EOS KissX2 SEO-SP3
ガイドカメラ:SSAG
赤道儀 :EM-200Temmm2

27日は、撮影地までの道が、凍結していないとの情報をを得たので、Mさん、提督
Nさんと高野辻ヘリポートへ今年最後の撮影に行って来ました。
そのときの結果は、後ほどということで。
[ 2014/12/29 15:04 ] 天体写真 | TB(0) | CM(2)

極軸望遠鏡は、不要になりました

ドリフト法で極軸を合わせるようになって、極軸望遠鏡で、極軸を合わせることがなくなりました。
自宅のベランダでの撮影では、北側は、建物なので、ドリフト法でしか極軸を合わせることが、
できませんが、前回の11月の遠征でもPHD2のドリフト機能だけで極軸を合わせました。
PHD2のドリフト機能は、赤道儀の動きを測定しながら動きをグラフで、示してくれえるので、
調整のコツさえつかめば15分程度で、極軸望遠鏡を使うよりも正確に極軸を合わせることが、
できるので、極軸望遠鏡は、おおまかな極軸合わせにしか使わないようになりました。

すでに海外の赤道儀では、ハイエンドの赤道儀は、すでに極軸望遠鏡は、無くなっていますが、
ここ最近ではミドルエンドの赤道儀でも極軸望遠鏡は、無くなり、ドリフト法を利用した
ポーラーアライメントで、極軸を合わせるようになってきています。
この先赤道儀に極軸望遠鏡が、付いているとしても簡易なものになるでしょうから天体写真を
メインで、赤道儀を使うのであればドリフト法やドリフト法を利用したポーラーアライメントは、
必修になるでしょう。

[ 2014/12/23 02:34 ] 機材 | TB(0) | CM(2)

Sea Gull Nebula ”かもめ星雲”

この時期の南天の低空で、有名な星雲で、大きな星雲です。
日本では、わし星雲と呼ばれていますが、海外では、Sea Gull Nebula ”かもめ星雲”
と呼ばれています。日本でも世界標準の”かもめ星雲”と呼ばれるべきだと思うのですがね。
個人的には、”顔”からして”オウム星雲”だと思うのですが・・・。

また、IC2177のカタログ名で、呼ばれていますが、IC2177は、”顔”の部分の下の淡く
広がった部分で、Sea Gull Nebulaと呼ばれるのは、vdB93、IC2177、NGC2327、Sh2-297
など複数の星雲で、形作られることで、呼ばれる名前です。

結構大きな星雲で、Sky90 F4.5+QSI583でも全体を収めることができないので、vdB93、
IC2177、NGC2327、Sh2-297を入れて撮影しました。

イメージ 1

Sea Gull Nebula
撮影日:2014年12月14日
撮影地:自宅ベランダ
露出時間:Ha 13×10分
望遠鏡:Sky90 F4.5
カメラ:QSI583 WSG
冷却温度:-15℃
フィルター:Baader Planetarium Haフィルター 7nm
ガイドカメラ:SSAG
赤道儀 :GP赤道儀+MTS-3SDI+

撮影した日は、強い冬型で、風は、強かったですが、透明度は、そこそこ良かったのですが、
自宅の南側は、大阪市内で、撮影対象が、南の低空なので、Haでも光害の影響で、S/N比が
上がりませんね。

ところで、14日の夜は、ふたご座流星群が、極大でしたが、今年は、極大前日の土曜の夜から
かなり飛んだようです。月が大きかったので、残念でした。
[ 2014/12/15 02:02 ] 天体写真 | TB(0) | CM(2)