遅くなりましたが、14日に大芦高原にサークルのメンバー2人と遠征してきました。
この時期は、奈良南部の山は、雪と凍結で、危険なので、凍結などの少ない岡山方面に
遠征します。岡山方面では、八塔寺が、有名ですが、大芦高原よりも標高が、低いのと
最近は、利用料金が、必要なことからもう何年の行っていません。
この日は、私達3人の他に岡山から2人来られました。
さて、撮影した対象は、しし座のM96系外銀河。天気は、良かったのですが、大陸からPM2.6が、
来ていて透明度は、イマイチだったのと月が、山の上に出ることに雲が、出てきて、最後の
RGB各10分1枚を撮影できませんでした。
M96
撮影日:2015年2月14日
撮影地 大芦高原
露出時間 L 10分X8 RGB 10分X3
望遠鏡 FSQ-106N フローライト鏡筒
カメラ Starlight XPress SXV-H9 + Atik EFW
フィルター Astronomik LRGB Type2Cフィルター
ガイドカメラ OAG9+SSAG
赤道儀 EM-200Temma2
この手の対象は、530mmの焦点距離では透明度が、少しでも悪いと解像度が悪くなりるので
難しいですね。
また、この日は、M101にまた超新星が、出たのではないかという情報を得たので、機材を
組み立てて、すぐに撮影できる位置まで上がって来たM101を撮影しました。
撮影日:2015年2月14日
撮影地 大芦高原
露出時間 L 10分X4
望遠鏡 FSQ-106N フローライト鏡筒
カメラ Starlight XPress SXV-H9 + Atik EFW
フィルター Astronomik LRGB Type2Cフィルター
ガイドカメラ OAG9+SSAG
赤道儀 EM-200Temma2
撮影した画像をその場で、PCのモニターで見てもどれか分からなかったので、帰宅して
調べたところ、出現したのは、超新星ではなくて高輝度赤色新星と呼ばれる新星でした。
上の画像の印の先の星が、出現した高輝度赤色新星で、この時の明るさは、17等級だった
ようです。2011年以来の超新星出現かと期待しましたが、ちょっと残念でした。
下の写真は、当日の風景です。左の望遠鏡は、Nさんの口径55cmF3.3のドブソニアン望遠鏡、
右の望遠鏡は会長の口径45cmF4.5のドブソニアン望遠鏡です。
この日も会長とNさんのドブソニアン望遠鏡で、系外銀河をいろいろ観望させてもらいましたが
Nさんの口径55cmのドブソニアン望遠鏡で見せてもらったNGC4565は、素晴らしかったです。
さすが口径55cmF3.3と明るいので、NGC4565の暗黒帯が、クッキリ見ることが、できました。
岡山来られたお二人も大口径のドブソニアン望遠鏡での観望は、初めてだったらしく楽しまれて
いました。
帰りは、この時期、岡山方面来たときのお楽しみ、相生の牡蠣です。
11月から3月まで道の駅あいおい白龍城に牡蠣の販売所ができて、ここで、殻付きの牡蠣と
剥き牡蠣を買うことができます。また、焼き牡蠣やカキオコもあります。
冬場、相生方面に来られたらお勧めの一品です。
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