最近のスマホやタブレット用の5Vのポータブルバッテリーは、小さくて大容量ですが、
低電流、過電流OFF機能や過放電防止機能が、組み込まれていて、天文用途では、意外に
使い勝手が悪いことが多いです。私もポラリエ用にポータブルバッテリーを使っていますが
iBAUFFALOのBSMPB5201P1は、5Vの出力電流が、100mA程度だと30秒程度で、オートOFFされて
しまいまいポラリエでは使えません。なので、これは、スマホとタブレット用にしています。
SONYのCP-V5Aは、ポラリエでの撮影で、まだあまり使っていませんが、何とか使えそうな
感じです。ただ、使用温度なのか出力電流低下の影響なのか、使用中にオートOFFされて
しまいます。これは、もう少し使ってみないと分からないので、ちょっと不安です。
市販されているポータブルバッテリーで、どれが低電流も使えるかは、バッテリーの仕様が、
公開されていないので、実際に使ってみないと分からないですね。
ポータブルバッテリーは、ポラリエをメインの撮影機材とは離れた場所に置くことがあるので、
使っていますが、バッテリーやAC100VからDC12Vを供給できるのであればシガーソケットから
スマホやタブレット用の充電器で、電源を供給する方が、安心して使えると思います。
ポータブルバッテリーを繋いで使う機器が、どの程度の電流値で、動作しているかは、USBの
接続機器の電圧と電流を測る写真のようなUSB接続の電圧・電流計が、売られているので、
これで、測ってみると良いでしょう。ちなみにポラリエは、5Vで、100mA程度で、思っている
よりも低電流でした。
あと、ポータブルバッテリーに安価な昇圧型のDC-DCコンバータを繋いで、カメラなどに
電源供給されている方もおられますが、昇圧型のDC-DCコンバータは、回路設計や使用する
電子部品によっては、大きなノイズの原因になります。
電子工作の電源やノイズに影響されない機器の電源に使うには問題ありませんが、カメラ
など記録データに影響が、出る恐れのある物には使用しないことをお勧めします。
また、昇圧型のDC-DCコンバータは、電圧を昇圧するために大きな電流を必要とするので、
ポータブルバッテリーの寿命を短くすることもあるので、注意が必要です。
スポンサーサイト
先日、久しぶりにディープサイクルバッテリーを使ったら30分ほどで、出力電圧が、10Vを
切って低電圧状態になりDC-ACインバータも昇圧型DC-DCも使えなくなりました。
遠征に行っても滅多にディープサイクルバッテリーは、使わないので、フル充電して保管
していたのですが、自然放電が、進み出力電圧が、下がってしまったようです。
この連休中は、バッテリー液を補充して、自動車用のバッテリー充電器のドライセルバッテリー
モードで、フル充電状態にして、150WのDC-ACインバータにノートPCを繋いで、テストをして
るのですが、約3時間程度で、低電圧状態になっていまします。
ディープサイクルバッテリーは、SEAKING 90A-XYなのですが、購入して、すでに5年以上たつので
あまり使っていないにですが、寿命かもしれません。
遠征に行くときも滅多にバッテリーを持って行かないのですが、観望会など自前で電源を用意
する必要が、あるので、どうしても大容量のバッテリーが、必要になるのですが、新しい
バッテリーをどうするかなのです。
遠征に行っても連泊することは、ほとんど無いので、8時間から10時間程度、撮影に使っている
冷却CCDの撮影機材に電源が、供給できればよいので、自動車用で、12V55Ahクラスのバッテリー
でもいいかなと思うのですが、このクラスの自動車用バッテリーなると価格が、1万円近くするし、
ACデルコのボイジャーM24MF 12V80Ahが、ネットの安いところで、1万円そこそこ。
重量は、58Bクラスの自動車用バッテリーが、14Kg、ボイジャーM24MFが、20Kg。
ちなみにSEAKING 90A-XYは、17Kgで、ディープサイクルバッテリーとしては、軽量なのです。
持ち運びとか保管を考えると少しでも軽い方が、よいような。
どちらにしても新しくバッテリーを購入しなければならないのですが、どうしたものか思案中です。
遠征のときの電源ですか?
実は、いつも一緒に撮影に行く方が、天文趣味のためにAC100V 1500Wが、使えるハイブリット車を
お持ちで、撮影に行くと一緒に行ったメンバーにAC100Vを供給してもらっています。
ディープサイクルバッテリーの充電と保管
ディープサイクルバッテリーは、放電が、緩やかで、放電し切っても再充電すれば復活しますが、
使いすぎたり放置して放電が進んで、出力電圧が、10V以下になると充電電圧が、15V以上でないと
充電できなくなりディープサイクルバッテリー用の充電器が、必要になってしまいます。
出力電圧が、極端に下がって低電圧にならないかぎり一般的なバッテリー充電器で充電できます。
なので、こまめに充電することをお勧めします。
あと、ディープサイクルバッテリーといえども寿命は、あります。使用環境などで、変わりますが、
メーカーでは、購入後約5年くらいだそうです。
使っていて、フル充電しても電圧の低下が、早くなったら寿命が、近いと思った方が、よいようです。
遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
この年末年始は、新月期でしたが、何かとバタバタして、遠征にも出ず、
自宅のべランでにも望遠鏡を出すこともありませんでした。
今年の始動は、次の新月からになりそうです。