エンコーダーの導入支援装置

お盆休みも終わってしまいましたが、今年の夏は、太平洋高気圧の勢力が、弱くて
日本の周辺が、低気圧の通り道になっていて、スキット晴れませんね。
関東地方は、40年ぶりの16日連続の雨とかで、大変そうです。
お盆休み中も月齢が悪いですが、天気が良ければ自宅近くで、ナローバンドで、
撮影しようと計画していましたが、結局スッキリと晴れずで、ダメでした。
仲間内では、22日のアメリカでの皆既月食遠征に行かれる方達は、これから出発の
ようで、準備に大忙しのようです。皆既月食遠征に行かれる方は、楽しんで来てください。

前置きは、これくらいにして、個人的にもマイコンを使った天文機器の電子工作の
情報も公開していますが、まれに、JP赤道儀やPENTAXのMS-5赤道儀で、使っていた
エンコーダーの導入支援装置が、古なって壊れて、代わりになるものは、無いか、
または、代わりになるものを作れないかという問い合わせが、来ます。

私も昔、ビクセンが、GP、GP-D赤道儀用に販売していたエンコーダー導入支援装置の
ステラガイドを一式持っています。幸い、GPエンコーダーもステラガイド本体も動きますが、
PCの星図ソフトに繋げることが、できないので、以下のDigital Setting Circlesの
エンコーダー導入支援装置を作ったことがあります。
http://eksfiles.net/digital-setting-circles/

私が、作った物は、以下に公開しています。
http://www.geocities.jp/ngc4826/electronics/pic/pic_astro/encoder/encoder.html
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これは、もう20年近く前に作った物ですが、ASCOMに対応しているので、以下の
ASCOM用のドライバーソフトを使うと今でもCielから接続して使えます。
ただし、英語のソフトなので、星座名は、すべて英語です。
http://eksfiles.net/digital-setting-circles/ascom-driver-for-digital-setting-circles/
このASCOM用のドライバーソフトから使用するエンコーダーのパルス数を自由に
設定できるので、使用するエンコーダーを選びません。
また、現在では、USB接続や、Bluetooth接続のエンコーダー導入支援装置の作り方も
公開されています。

このエンコーダー導入支援装置を作るためにはPICマイコンの知識とプログラムをPIC
マイコンに書き込むためにのライターが、必要になりますが、PCの星図ソフトから
導入支援ができるので、昔のタカハシのパルステックエンコーダーやビクセンの
GPエンコーダーを復活させることができるので、作っみる価値は、あります。

エンコーダーの導入支援装置は、自動導入のように自動で、目標天体を導入してくれ
ませんが、装置が、シンプルで、コンパクトなのに加えてモータードライブとは別なので
自動導入でないモータードライブでも使えるので、私も今度、コンパクトなUSB接続の
導入支援装置を作ろうかと考えています。
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[ 2017/08/17 06:34 ] 電子工作 | TB(0) | CM(2)