GPエンコーダーの導入支援装置が、ほぼ完成しました。
エンコーダー回路は、機能も構成もシンプルなので、手元に余っていた部品を集めて
作りましたが、機能としては、USBでPCと繋がっているときは、USB-シリアル変換で、
シリアル通信で、PCと通信を行い、バッテリーなど通信リンクが、行われない時は、
Bluetoothで、通信を行うようにしました。
今回も単品物なので、ユニバーサル基板で、作りました。ただ、抵抗などは、チップ
部品を使っています。
USB-シリアル変換は、共立電子のUSB-シリアル変換器を使用しています。
Bluetoothのモジュールを付けるとこんな感じになります。
通信の切り替えは、USB-シリアル変換に使用されているFTDI社のUSB-シリアル変換IC
には、PCなどドライバーソフトを持った機器と接続して、リンクした時にリンクして
ことを伝えるリンク端子が、あるので、この信号をトリガーにして、AVRマイコンの
通信信号をUSB-シリアル変換とBluetoothに切り替える回路を組み込み、ついでに
USB-シリアル変換で、通信しているときは、Bluetoothの電源をOFFにするようにスイッ
チング回路も組み込みました。
この機能によって、PCと繋がっているときは、Bluetoothの電源は、OFFになり、バッ
テリーに繋いだ時は、Bluetoothの電源がONになりBluetoothで、通信できるように
なっています。
通信コマンドは、LX200コマンドを使用していて、PCやタブレットなどの天体導入機能を
持つソフトとは、VixenのSS2000で、通信できます。
最近のミードでの製品は、機種が、多くて、多機能になって、純正のLX200コマンドでは
繋がらないのが、痛いです。
下は、PCと繋がっているところです。
電源をポータブルバッテリーにして、タブレットで、Bluetooth経由で、SkySafari 5 Plusと
繋がっているところです。
今回作った導入支援装置は、繋がる相手に応じて通信を自動的に切り替える機能を組み
込んだので、使い勝手は、よいと思います。
これから実際に使って使い勝手などを検証しようと思います。また、使うエンコーダーは、
GPエンコーダーのみで、赤道儀モードのみですが、この先は、通信で、エンコーダーの
設定と赤道儀モードと経緯台モードを変更できるようにしようとも考えています。
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この時期に限らず遠征に行くと、季節に限らず熱いお茶やコーヒーにカップ麺を作るのに
コンロを使いますが、遠征に行ってよく見かえるのは、家庭用のカセットコンロを使って
いるのを見かけますが、この寒い時期ではすぐにガスの気化熱で、ガスボンベが、冷えて
凍って、火が消えてしまいます。元々、家庭用のカセットコンロは、室内で、使うことが、
前提なので、気温の低い環境では、すぐに使えなくなります。
そこでお勧めなのが、アルコールストーブです。もう、使われている方もおられと思いますが、
これは、ハイキングで、手軽にお湯を沸かすために作られたアルコールを燃料とするコンロです。
写真は、私が持っているアルコールストーブです。
アルコールストーブと五徳と収納袋が付いて、ネット通販で、\2000程度でした。
五徳に入れるとこんな感じです。この上にやかんやコッフェルをのせます。
大きさは、下は、私が持っている携帯ガスコンロと並べたところですが、結構小さいです。
燃料は、コーヒーサイフォンなどに使う燃料用アルコールで、薬局で、手に入ります。
アルコールストーブの火力ですが、アルコールを燃やすので、火力は、コーヒーサイフォンの
アルコールランプ程度と思われるかもしれませんが、アルコールストーブは、アルコールが、
燃焼した時の熱で、容器を温めてアルコールの気化ガスを発生させて、このアルコールのガスを
燃焼させるので、小さくても大きな火力が、出ます。
YouTubeで、”アルコールストーブ”で、検索すると燃焼の様子が、沢山UPされています。
冬の時期ですと、アウトドア用の携帯ガスコンロでもガスボンベが冷えて火力が弱くなることが
ありますが、アルコールストーブは、燃料が、燃焼する熱を利用するので、冬場でも安定して
使えます。また、コンパクトで、携帯性も良く、火力もあるので、1つ持っていて損のないアイテムです。
また、燃料に使うアルコールも、燃料以外に汚れ落としやホットメルトを剥がすのにも使えたり
するので、こちらもあると便利だと思います。