4月21日に去年の5月以来1年ぶりに遠征に行って来ました。
月没が、遅かったですが、一晩快晴で、久しぶりに撮影が、できました。
この日は、夏の撮影対象が、撮影できる位置まで上がって来るまでに何とか
系外銀河を1つ撮影できるかと考えていたのですが、4月の終わりで、月没が、
遅いと系外銀河を撮影すると夏の対象を撮影する時間が、無くなるので、
仕方なくM20が、撮影できる位置まで上がって来るのを待って、撮影をはじめ
ましたが、この時期は、薄明も早くなってきているので、トータル2時間で、
撮影終了となりました。
M20
撮影日:2018年4月22日
露出時間 L 10分X6 RGB 10分X2
望遠鏡 FSQ-106N フローライト鏡筒
カメラ QSI628WS
フィルター Astronomik Deep-Sky RGBフィルター Astronomik L-2フィルター
ガイド ペンシルボーグ+Starlight XPress Lodestar
赤道儀 EM-10 AGS-1X
撮影時間は、L60分、RGB10分2枚づつのトータル2時間でしたが、対象が、小さい
割に明るいのとCCDの感度が、高いので、それなりにカラー画像になりました。
また、今回、QSI628を買ったときに一緒に買ったAstronomik Deep-Sky RGB
フィルターを3年目で、初めて使って撮影しましたが、なかなか良いフィルター
だと思います。
この日は、一眼デジカメでの広角撮影も思いましたが、ポタ赤をポラリエから
スカイメモSに変えて初めての撮影でもありました。
カメラ CANON S120
露出時間 30秒 ISO 3200
撮影したのは、天の川の中心周辺とさそり座の南側を撮影しましたが、1年ぶりの
遠征での撮影で、頭が、鈍っていたようで、トータルの露出時間を1時間にする
つもりが、30分に設定して撮影してしまいました。
天の川の中心周辺
撮影日:2018年4月22日
露出時間 3分X10
レンズ:SIGMA Art35mmF1.4 DG F3.2 に絞る
カメラ:EOS KissX6i SEO-SP4C + HEUIB-II FF ISO 1600
赤道儀 :スカイメモS
もっと露出をすれば、綺麗な画像になったと思うのですが・・・。
さそり座の南側
撮影日:2018年4月22日
露出時間 3分X10
レンズ:SIGMA Art35mmF1.4 DG F3.2 に絞る
カメラ:EOS KissX6i SEO-SP4C + HEUIB-II FF ISO 1600
赤道儀 :スカイメモS
この周辺は、南側の視界がないと撮影できないところなので、この周辺が、撮影
できるは、うれしいのですね。この画像を見ると彼岸花星雲や出目金星雲より
下のエビ星雲ことIC4628が、結構明るく写っているのが分かります。
ただ、紀伊半島の南の海上は、航空路なので、サソリの尾の下は、シグマクリップで
消えていますが、沢山の飛行機の航跡も写っています。
さて、来週末は、新月期になるので、晴れて、遠征に行けることに期待しましょう。
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