去年は、台風の接近で、中止になり、その前の年は、大雨と2年続けて雨に祟られ
ましたが、今年は、雲間に月と惑星が、見える程度の天気でしたが、3年ぶりの
開催でした。
会場は、以前あった建物が、無くなり、メイン会場の広場が、広くなっていました。
星まつりで、楽しみなのは、沢山の大口径望遠鏡や自作望遠鏡に嘗ての名機が、
集まるところで、いろいろな望遠鏡を覗くことが、できることでしょう。
今年は、天気が、イマイチだったので、来られた人も少なめだったので、望遠鏡の
数も少なめでしたが、徳島からこれて方の自作22インチツイン鏡筒双眼望遠は、
圧巻でした。今年は、自作望遠鏡は、少なかったですが、嘗ての名機が、いくつか
来ていて、中でもNikonの10cmED F12の火星の見え味は、良かったですね。
また、kaienさんが、持って来れていたタカハシのTS-130ニュートンも長焦点ニュー
トンの綺麗な見え味でした。
30年以上前の望遠鏡は、今のように鏡やレンズの研磨技術の精度が、良くなかった
ので、屈折もニュートンも焦点距離が、長いので、惑星を見ると今の大口径、短焦点の
ドブソニアンの見え方と違ってコントラストが良くて、すっきりした見え味なのが
私は、好きです。
もう一つのお楽しみは、望遠鏡メーカーや販売店の新しい機材のデモでしょう。
今年は、メイン会場で、ZWOのASIAIRのデモをされていましたが、Wifiでの無線接続が、
上手くできずに苦労されている様子でした。
無線接続の機器は、WifiもBluetooth仕事でも作っていますが、一度、トラブルと
WifiだとIPアドレスのバッティングや混信、Bluetoothだとペアリング異常で
なかなか元に戻らないのですよね。無線接続は、繋がると便利ですが、トラブルと
簡単に直らないので、遠征では、使いたくないですね。
それは、さておき、販売店の特価品なんかも見逃せないもので、アルカスイス互換の
パノラマ雲台を格安で、手に入れました。
今年の星もとは、お天気は、イマイチでしたが、3年ぶりの開催ということで、
まずまず楽しめました。
星もとに行かれた皆さん、お疲れ様でした。
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今年も23、24日に京都府南丹市園部町のるり渓温泉で、星をもとめてがあります。
ここ2年は、雨続きで、去年は、台風の接近で、中止になりましたが、今年は、
何とか開催できそうですね。
明日は、午後3時か4時ごろには、会場に行くつもりです。
8月25日は、満月近くでしたが、天気が、良かったので、EF200mm F2.8L II USMの
冷却CCDでのナローバンドの撮影システムのテストを行いました。
ナローバンドでの撮影では、光学系の明るさ勝負のところがあるので、F値の小さな
望遠レンズで、撮影するという方法が、あります。
ナローバンドは、特定波長の輝線なのでフィルター厚と光の波長からF値の小さな
カメラレンズでは、SII Ha OIIIで、ピント位置が、ズレます。
今回は、デジタル対応のEF200mm F2.8L II USMで、SII Ha OIIIで、それぞれどの程度
ピントが、ズレるかを観察したのですが、OIIIの波長は、青の光になるので、ピントが
ズレることは、予想していたのですが、予想していた以上にOIIIのピント位置のズレが、
大きく、これを上手く補正するオートフォーカス等の方法をロボフォーカスもあるので、
考えなればSAO合成で、カラー撮影が、できません。さて、どうしましょうかね。
で、Haでは撮影できるので、IC1805とIC1848を撮影しました。
撮影を始めると結構雲が、流れて、露出5分で、2時間、24枚撮影したのですが、14枚
しか使えませんでした。
IC1805とIC1848
撮影日:2018年8月25日
撮影地:自宅近く
露出時間:Ha 10分X14
レンズ:EF200mm F2.8L II USM 開放
カメラ:QSI583 WS
冷却温度:-5℃
フィルター:Baader Planetarium Haフィルター 7nm
ガイド:ZWO 30F4 MiniScope + SSAG
赤道儀 EM-10 AGS-1X