NGC772

10月9日に2週連続の遠征に行きました。この日は、同じ豊中天文同好会の
メンバーのN嶋さんと現地で合流しました。

私が、現地に着いたのが、午後8時近くでしたが、天気は、曇りでした。
先に来られていたN嶋さんの話では、午後6時ごろに小雨が、降ったとの
ことで、晴れるか心配でしたが、しばらくするとポツポツを雲が、割れて
晴れ間が、出てきたので、機材の準備をして、晴れるのを待ちましたが、
晴れて、撮影を始められたのは、夜半を過ぎてからでした。
しかし、10月2日と違い、空の透明度は、イマイチで、少し眠い空でした。

10月の上旬は、季節外れの暑さで、少し雲の出るような天気では、夜に
なっても気温が、下がらず、快晴になるまでに時間が、かかりましたね。

撮影した対象は、おひつじ座の系外銀河NGC772を撮影しました。
撮影を始められたのが、夜半を過ぎてからで、露出時間が、少し足りないのと
空が、少し眠たくて、解像度が、少し悪いです。
ちょっと撮影対象が、小さく焦点距離が、足りませんでしたが、伸びた腕や
腕の構造も何とか写りました。

NGC772は、天の川銀河の約2倍の大きさの系外銀河で、過去に伴銀河と
相互作用した影響で、腕の1本が、長く伸びています。
また、その影響で、星形成が、活発で、高温、大質量の恒星が、生まれて
いるようで、伸びた腕を含めて腕が、青いです。


NGC772
撮影日:2021年10月10日
露出時間 L 5分X20 R 5分X9 G 5分X9 B 5分X8
望遠鏡 FSQ-106フローライト鏡筒 Canon EXTENDER EF 1.4x III
カメラ QSI628WS
冷却温度 -15℃
フィルター Astronomik Deep-Sky RGBフィルター Astronomik L-2フィルター
ガイドカメラ ZWO ASI 120MM-S
ガイド鏡 ZWO 30F4 Mini Guider Scope
赤道儀 EM-11 Temma2Jr

10月10日の朝の帰り道は、緊急事態宣言が、解除されて、行動制限が、
なくなった休日だったので、能勢、丹波篠山、綾部方面に行く車で
反対車線は、朝からかなりの渋滞でした。
帰りに途中の道の駅を通りかかると栗を買う人で、人で溢れていて、
道の駅も満車で、入れず、反対側の道は、大渋滞でした。
帰りは、国道173号線から176号線で、帰りましたが、道路の渋滞は、
阪急池田駅の先まで続いていて、渋滞の最後の方は、いつ目的地に
着くのかなと思いながら帰ってきました。
スポンサーサイト



[ 2021/10/23 16:49 ] 天体写真 | TB(-) | CM(0)

10月の遠征は、3週連続で、2勝1敗でした。

10月は、2日、9日に15日が、休みだったので、14日と3週連続で、
北の撮影ポンとに出撃して2勝1敗でした。

14日は、平日にもかかわらず現地に着くとすでに4人の方が、来られて
いてビックリでした。
14日は、夜半までは、快晴でしたが、夜半以降は、曇ってしまって、
残念な夜になりましたが、現地で、お会いした方達といろいろお話が、
できて、楽しかったです。
現地で、お会いした方には、お疲れ様でした。

10月2日は、一晩快晴でしたが、放射冷却で、気温が、下がって、夜半を
過ぎるとライトダウンの上下を着こまないといけないくらいの気温に
なりました。そして、夜半を過ぎるとふもとは、一面の雲海になっていて、
おかげで、下界の光が、遮蔽されて、空は、暗かったです。

2日は、8月にまともに撮影できなかったM74をFSQ-106で撮影しました。
M74銀河は、うお座のSc型のフェイスオンの渦巻銀河で、大きさは、
天の川銀河と同じ直径約10万光年の系外銀河です。
またM74には、腕の中にポツポツと赤いHII領域が、あるのと、腕の
色が、青ぽいので、星形成も活発であり2002年と2003年に立て続けに
超新星が、観測されています。

M74 NGC628
撮影日:2021年10月2日
露出時間 L 5分X23 R 5分X10 G 5分X10 B 5分X10
望遠鏡 FSQ-106フローライト鏡筒 Canon EXTENDER EF 1.4x III
カメラ QSI628WS
冷却温度 -15℃
フィルター Astronomik Deep-Sky RGBフィルター Astronomik L-2フィルター
ガイドカメラ ZWO ASI 120MM
ガイド鏡 ZWO 30F4 Mini Guider Scope
赤道儀 EM-11 Temma2Jr
[ 2021/10/17 13:03 ] 天体写真 | TB(-) | CM(0)

BaaderからCMOS対応のLRGBフィルターが、出ました。

Baader PlanetariumからCMOS対応のLRGBフィルターが、出ました。
CMOSセンサー用ということで、CMOSの量子効果とS/Nを考慮した設計で、反射防止
コーティングも良くなっているようです。
色の表現が、どうなるか興味が、ありますね。

https://www.baader-planetarium.com/en/blog/baader-l-rgb-filters-cmos-optimized/
https://www.baader-planetarium.com/en/blog/new-cmos-optimized-baader-filters/



[ 2021/10/14 03:12 ] 機材 | TB(-) | CM(0)