星をもとめてに行って思ったこと。

星をもとめてに行ってきました。3年ぶりの現地開催でしたが、
今年もまた、大型台風の接近で、雲しか見ない星祭りでした。
今年から会場が、狭くなり規模も小さくなりました。
それでも久しぶりに天文屋の面々が、集まったので、天文屋には、
楽しめたかと思います。

今年も星もとで、まず、第一に思ったことは、日本のメーカーが、
落ち目ということ。これについては、後日書きます。

それと、星祭りとしては、天気が、悪かったのもありますが、
一般のお客さんが、少ない。

星もとで、来られていたメーカーや販売店の人とも話をしたのですが、
やはり天文屋だけでなく一般の人が、来ないと宣伝やグッズの販売も
できないので、これからは、星祭りも一般の人が、来やすい場所で、
行う方が、良いのではないかと言われていましたが、私もそう思いました。
というのも、天体用のC-MOSカメラの発達で、電子観望を行えば、
郊外の公園などで、十分観望をすることができりことが、示されて
いるので、これをおおいに活用すべきでしょう。

電子観望が、有効な理由は、私もサークルの活動で、一般の人向けの
観望会を行いますが、片目を閉じて望遠鏡のアイピースを覗くのは、
子供さんには、難しいですし、大人の方でも上手く覗けない人もおられます。
望遠鏡で、見えている対象の認識も難しくて、撮影に空の暗い所に行って、
天体写真しかやっていない、眼視経験のない人に大口径のドブソニアンで、
星雲や系外銀河を見られてもなかなか分からないのが、実情です。
眼視派で、望遠鏡で、天体を見ることに慣れていなければ星雲などを
見分けることが、難しいです。
なので、これからの星祭りには、電子観望は、必要だと思います。

この他にも最近は、若い人を中心に自動車を持っていない人も増えて
いるので、そういう人達も来やすいイベントにすべきでしょう。

以上の理由からこれからの星祭りは、電子観望をメインにして、少々光害が、
あっても交通の便の良い所で、行うのが、ベストだと考えます。
大阪なら万博公園の駐車場や堺 緑のミュージアム ハーベストの丘などは、
交通の便もよいので、会場としてはよいのではないでしょうかね。

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[ 2022/09/21 18:56 ] その他 | TB(-) | CM(2)