11月3日に撮影した画像の画像処理が、なかなかできなくて、残っていた
画像を画像処理しました。
今は、ぎょしゃ座と火星と天の川が、ちょうどよい位置にあるので、
撮影してみました。

撮影日:2022年11月3日
露出時間 3分X40
レンズ:SIGMA Art35mmF1.4 DG F4.0 に絞る
カメラ:EOS KissX6i SEO-SP4C + Astronomik UV-IR Block FF ISO 3200
赤道儀 :スカイメモS
撮影した11月2日の夜は、夜露が、激しくて、機材を組み立てて、準備して
いるうちにカメラのインターバルタイマー内で、結露して、ホールドスイッチが、
ON状態のままになっていたようで、カメラの電源を入れると露出が、始まり
電源を切らないと露出しっぱなしになり、なぜこうなるかわかるまで30分以上、
カメラの電源を変えたり、ヒーターを別電源にしてみたり、いろいろやって、
インターバルタイマーを予備に変えて正常になり撮影が、できましたが、
初めは、壊れたかと思いました。
夜露が、ひどいときは、結露による誤動作に注意しなければならないことを
実感した、良い経験でした。
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10月29日に高野辻ヘリポート方面に撮影に出かけたのですが、天気が、イマイチで、
撮影できなかったので、11月2日の夜は、月没が、午前0時を過ぎていましたが、薄明が、
午前5時頃だったので、北の撮影ポイントに再び出かけました。
北の撮影ポイントは、北側のロケーションが、良く、登って来るNGC2403を撮影しました。
この日は、一晩快晴、無風でしたが、火曜に降った雨の影響で、夜露で、朝には機材が、
びしょびしょで、朝の撤収は、雑巾を絞りながらの撤収となりましが、久しぶりに
満足できる撮影が、できました。
NGC2403は、M81銀河団の一員の銀河です。星図では、8.5等星と系外銀河では、明るい
銀河ですが、M33の小さい版と言われるだけあって、はっきりした中心核が、ありませんが、
腕に大きなHII領域がいくつもあり、赤い散光星雲が、いくつも分かります。
また、1954年と2004年に超新星が、出ており、活動が、活発な銀河です。

NGC2403
撮影日:2022年11月3日
露出時間 L 5分X24 RGB 各5分X8
望遠鏡 FSQ-106Nフローライト鏡筒 Canon EXTENDER EF 1.4x III
カメラ QSI628WS
冷却温度 -15℃
フィルター Astronomik Deep-Sky RGBフィルター Astronomik L-2フィルター
ガイドカメラ ZWO ASI 120MM-S
ガイド鏡 ZWO 30F4 Mini Guider Scope
赤道儀 EM-11 Temma2Jr
M77銀河の画像を画像処理し直してみました。
対象に対して、撮影した焦点距離が、短いために前のブログの画像処理では、
色と構造が、イマイチでしたが、今回は、何とか銀河の色と構造を出すことが
できました。しかし、強調が強かったために周辺の星の像が、悪くなって
しまいました。
M77は、セイファート銀河に分類される活動銀河なので、銀河の周辺に高温で、
大質量星が、多いので、銀河の周辺が、青いことが、分かります。

M77
撮影日:2022年10月1日
露出時間 L 5分X15 R 5分X7 GB 各5分X8
望遠鏡 FSQ-106Nフローライト鏡筒 Canon EXTENDER EF 1.4x III
カメラ QSI628WS
冷却温度 -15℃
フィルター Astronomik Deep-Sky RGBフィルター Astronomik L-2フィルター
ガイドカメラ ZWO ASI 120MM-S
ガイド鏡 ZWO 30F4 Mini Guider Scope
赤道儀 EM-11 Temma2Jr