Star Adventurer GTiの格納ケース

まもなく日本でも発売になるStar Adventurer GTi赤道儀ですが、非常に
コンパクトな自動導入赤道儀ですが、赤道儀一式を持ち運んだり保管する
ためには、格納ケースが、必要ということで、当初は、ペリカンのケースを
考えていたのですが、ちょうどよいサイズが、無かったので、いろいろ
ネットで探したところアマゾンで、Lykus HC-3820 防水ケースというのを
見つけて、これに赤道儀本体、ウェイト、ウェイト棒、ACアダプターに
必要なケーブル類とEQMODを入れました。入れてみると専用ケースのように
ピッタリでした。

IMG_0897[1]
一つのケースに赤道儀一式が、収まっているので、出かけるときに忘れ物を
することも減ります。また、撮影に使う機材に三脚以外に不定形な物が、
無くなるので、荷物の積み込みも楽です。
私は、赤道儀を水平に戻して、ケースに格納していますが、赤道儀を
傾けた状態で、格納するのであればLykus HC-4420 防水ハードケースが、
よいかもしれません。

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[ 2023/01/09 15:53 ] 機材 | TB(-) | CM(0)

新年あけましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

お正月は、お節を食べるのが、なかば義務なので、辛いです。
正直、すぐ飽きる。

さて、昨年12月24日に豊中天文同好会のメンバーと阪大天文部のメンバーで、
岡山県の大芦高原温泉雲海で、ロッジを借りて冬合宿兼牡蠣パーティを行いました。
天気は、午前4時頃まで曇り時々雪で、観望も撮影もできませんでしたが、美味しい
牡蠣をたらふく食べて、満足の合宿でした。

撮影が、できるまでに晴れたのが、午前5時近くだったので、まともな撮影は、
できませんでしたが、かんむり座にいたC2022-E3 ZTF彗星は、何とか撮影
できました。また、会長の45㎝ドブでも見ましたが、肉眼で、尾があることが
分かりました。

この日は、Star Adventurer GTiの初陣で、200㎜の望遠レンズと一眼レフカメラでの
撮影を試そうと用意していましたが、当日に阪大天文部のメンバーからかんむり座に
C2022-E3 ZTF彗星が、いることを聞いて、メインの撮影後に彗星の拡大を撮影する
目論見でしたが、晴れたのが、午前4時を過ぎてからだったので、Star Adventurer GTiに
EF200 F2.8 L IIでの撮影となりましたが、200㎜では、彗星が、ちょっと小さかったです。
そして、露出も撮影を始めて30分ほどで、かんむり座の辺りに薄雲が、やって来て、
撮影終了となったので、露出も不足です。それでもレンズが、明るいために画像処理を
行うと画面左上に向かってイオンの尾が、伸びていることが、分かります。

C2022-E3-ZTF彗星-1
C2022-E3 ZTF彗星
撮影日:2022年12月25日
露出時間:3分X8
カメラ:EOS KissX6i SEO-SP4C
レンズ:CANON EF200 F2.8 L II F3.2に絞る
フィルター:Astronomik UV-IR Block FF
ガイドカメラ:ZWO ASI 120MM-S
ガイド鏡:ZWO 30F4 Mini Guider Scope
赤道儀:Star Adventurer GTi

この日、初めてStar Adventurer GTi赤道儀を使いましたが、組み立てから撮影対象を
導入して、撮影開始まで、約20分と展開が、早いので、夕方に明るい彗星が、出た時に
撮影するには、持って来いです。
操作は、Star Adventurer GTiのWifiを使って、タブレットからSynScan ProとSkySafariで
行い、対象の導入も、この日は、極軸望遠鏡と極軸アプリで、合わせて行いましたが、
導入精度も問題ないです。
一眼レフカメラとスタンドアロン型のオートガイダーが、あればお気軽に撮影が、できる
システムです。

[ 2023/01/03 18:29 ] 天体写真 | TB(-) | CM(0)