ELシートでのフラットについて

フラット画像を撮影するのにELシートを使っておられる方も多いと思いますが、
ELシートは、元々電飾照明用なので、発光色が、白色でも発光している光の
波長は、可視光とは異なりますし、面状発光体ですが、発光ムラもあります。
拡散板として乳白色半透明のアクリル板を使うと、ある程度均一になりますが、
ELシート自体に発光ムラがあるので、完全なフラットは、撮影できません。

より均一なフラットを撮影するのであれば、乳白色半透明のアクリル板などの
拡散板を鏡筒の前に置いて、スカイフラットを撮影する方が、発光ムラなどが
ないので、ELシートを使ったときよりも良いフラット画像を得られます。
スカイフラットを撮影する場合、鏡筒の前に拡散板を置いて、200倍速程度の
速さで、動かしながらフラットを撮影すると、より質の良いフラットが得られる
そうです。

ELシートを使ってのフラット撮影は、天候や場所を選ばないので、楽ですが、
ELシートでのフラット処理が、上手くできないのであれば、スカイフラットを
使う方が、良いと思います。
スポンサーサイト



[ 2012/01/22 04:50 ] 天体写真 | TB(0) | CM(2)

No title

この意見、とても納得です。
EL板もムラがあるので、1枚撮影する度に向きを変えるとかするとより良くなると思います。
昨年のCANPで国立天文台の八木先生の講演がありましたが、すばる望遠鏡でもSkyFlatを使うそうです。
あとはご近所ではなく、撮影したものそのものを加工してフラットとして使うObjectFlatだったか・・・もっとも、オブジェクトフラットは散光星雲を狙う場合には無理ですね。
[ 2012/01/22 22:33 ] [ 編集 ]

No title

UTOさん、こんにちは。
ELでのフラットは、”簡易フラット”と考えた方が、よいと思いますね。
スカイフラットが、完全というわけでもありませんが、ELでのフラット
よりも”正確”なように思います。

ELでのフラットでもUTOさんが、公開されているMaxIm DLでのフラット、
ダーク処理で、フラットを複数枚数登録して行うと、MaxIm DLが
評価、処理を行うので、ほぼ完璧にフラット処理ができますね。

撮影した対象を元にしてフラット画像を作って、フラット処理を
行う方法を、昔、教えてもらいましたが、散光星雲ではダメだった
ことを記憶しています。
[ 2012/01/23 00:32 ] [ 編集 ]

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
https://ngc4826.fc2.net/tb.php/102-dda8769d