EM-10のウォームの調整

これから私が、行ったEM-10の赤経側のウォームギアの調整を書きますが、タカハシの赤道儀のウォームの
調整は、JP赤道儀、EMシリーズ共に非常にギミックで、難しいです。ウォームが、硬いなどで、安易に
ウォームギア周りのネジをゆるめたりすると、改めて調整し直さないと元に戻せなくなるので、調整が
できる人以外は、触らないでください。

ウォームの調整をするためには、EM-10やEM-200は、モーターが、内臓されているので、まず、このモーターを
取り外します。
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赤経、赤緯共にパネル側の写真のネジを外すとウォーム軸が、出てきます。このウォーム軸の固定している
カニ目のネジで、ウォームの回転の硬さを調整しています。
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また、ウォーム軸のウォームホイールへの当たりを調整しているのが、写真の2本のネジです。
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ウォームの調整のためにはウォーム軸を固定しているカニ目のネジを回さなければないませんが、このカニ目の
ネジを回す工具は、無いので、私は、ウォームギアの調整のために写真のような工具を特別に作ってもらいました。
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EM-10やEM-200は、ウォームの調整のためにウォーム軸にハンドルでも付けられたらよいのですが、ハンドルを
付けることができないので、モーターを取り外すと、ウォーム軸側のギアが、見えるので、手を入れて、ギアを
回して、硬さや当たりを指先の感覚で、確かめながら調整します。
ただ、この調整が非常に大変で、ウォーム軸のウォームホイールへの当たりを調整しながらウォームの回転の
硬さを調整しなければならないので、経験が無いと至難の技です。私は、EM-200をTemma2に改造する前に
EM-200のウォームを苦労して調整をした経験が、あるので、調整の勘どころを知っているので、できますが、
経験が、あっても大変です。

GP赤道儀のウォームギアの調整もしたことがありますが、こちらは、一般的な工具さえあればできますし
タカハシの赤道儀のようにギミックでは、ないので、結構簡単にできるのが良いところです。
タカハシの赤道儀もビクセンの赤道儀のようにとは、行かないにしても、もう少し調整しやすい構造にして
ほしいところです。

7月の遠征で、赤経側のガイドが、非常に悪かったので、ウォームギアの調整を行いましたが、肝心のテストが
このお盆休み中は、天気が悪くできなかったので、EM-10は、ガイドテストを行って、動作確認ができるまで
当分の間、遠征には持って行けません。使い勝手のよい赤道儀だけに痛いです。
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[ 2014/08/17 06:16 ] 機材 | TB(0) | CM(2)

No title

高橋の赤道儀は調整し難い構造をしているのがよくわかりました。ウォームギアは間隔が微妙なので、調整しやすい方がよいと思いますが、これでは簡単にユーザーではやれない構造なんですね。
[ 2014/08/17 12:20 ] [ 編集 ]

No title

NGCさん、こんにちは。
タカハシの赤道儀は、構造が、特殊というのもありますが、メンテナンスは
基本的にメーカーで行うというのが、基本なのですが、ちょっとしたメンテ
ナンスは、ユーザーが、できると便利なのですがね。
[ 2014/08/18 01:13 ] [ 編集 ]

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