極軸とオートガイドの正確さの判断

オートガイドで、極軸が、正確に合っていて、ガイドが、正確に行われているか
どう判断すればよいかということを聞かれるので、ちょこっと書きます。

オートガイダーなど無い、眼視で、ガイドしていた時代から極軸の正確さを見る方法は、
同じで、恒星時駆動中に赤緯方向に移動が、あるかを見ていました。
眼視ガイドのときは、ガイド星が、ガイドアイピースの十字線を横方向を東西方向、
上下方向を南北方向に動くように合わせておいて、ガイド星が、横方向の東西方向に
のみ動いていれば極軸が、正確に合っていると判断していました。
つまり、極軸が、正確に合っていれば、星の動きは、円なので、東西方向に動いても
南北方向に動かないということです。
オートガイドでは、ガイド中の状況を赤経、赤緯のグラフで、見られるので、これを
見れば、簡単に判断できます。
下の画像は、10月11日の夜に自宅べランで、オーバーホール後のGP赤道儀のテストを
行ったときのガイドのグラフです。
イメージ 1

自宅べランでは、ドリフト法でしか極軸を合わせられないので、極軸は、ドリフト法で
合わせています。
ここで、見るのは、赤緯方向の赤のグラフで、赤緯方向に移動が、ほとんど無いので
極軸が、合っていると判断できます。
もし、赤緯方向のグラフが、大きく揺れている場合は、極軸が、合っていないと判断
できます。

次にガイドですが、これは、オートガイドでは、ガイド鏡の焦点距離やシンチレー
ションの他に赤道儀やモーターなどの機械的な精度も関係するので、一概には、言え
ませんが、±0.5から1ピクセル以内に収まっていれば、ガイドは、良いと判断できると
思います。

上の画像の赤経方向のグラフは、かなり乱れていますが、これは、オーバーホール後の
赤経側の調整の悪さももありますが、GP赤道儀で使用しているステッピングモーターが、
PM型で、360°で、48ステップと荒いので、MTS-3SDI+が、マイクロステップ64分割でも
ステッピングモーターの基本ステップの荒さが、出ているためです。
私のGP赤道儀では、赤経側のウォームの調整を追い込んでも赤経方向のグラフは、
±1ピクセル程度で、揺れます。
ステッピングモーターをHB型で、360°200ステップの物に変えれば、もっと良くなると
思います。

オートガイドでもモータードライブのマイクロステップの分割数が、大きくても使用して
いるステッピングモーターの基本ステップの荒さは、変えられないので、その影響は、
出てしまいます。これは、基本ステップの荒いPM型のステッピングモーターを使っている
場合は、十分に考慮しなければならないところです。
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[ 2015/11/09 02:45 ] 機材 | TB(0) | CM(0)

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