NGC4647の超新星2022hrs

いろいろと忙しく更新が、遅いのですが。
5月3日の遠征では、一緒に行った会長とNさんからNGC4647に超新星が出現して、
12等級で、眼視でも見ることが、できることを聞いて、急遽メインの撮影の
前に撮影しました。会長とNさんの45㎝と55㎝のドブソニアンでも見せてもらい
ましたが、M60とNGC4647のバルジの間に明るく光る超新星を見ることが、できました。

超新星の撮影は、2011年8月にM101に出現して、2011年9月に撮影したたSN2011fe
以来11年ぶりの撮影となりました。



撮影日:2022年5月3日
露出時間 L 5分X6
望遠鏡 FSQ-106Nフローライト鏡筒 Canon EXTENDER EF 1.4x III
カメラ QSI628WS
冷却温度 -15℃
フィルター Astronomik Deep-Sky RGBフィルター Astronomik L-2フィルター
ガイドカメラ ZWO ASI 120MM-S
ガイド鏡 ZWO 30F4 Mini Guider Scope
赤道儀 EM-11 Temma2Jr

NGC4647のSN2022hrsは、Ia型超新星とのこと。Ia型超新星は、明るさが、一定で、
宇宙の大きさを測るときの灯台の役割をすると考えられていますが、最近のIa型
超新星の研究では、従来考えられていたとのとは違う爆発の仕方をするタイプの
Ia型超新星があり、明るさも従来考えられていたIa型超新星よりも明るい物や
暗いものがあるようで、宇宙の大きさを測るときの灯台の役割に疑問も出てきて
いるようです。

ところで、M60とNGC4647は近接しているのですが、M60のNGCナンバーが、
NGC4649で、NGC 夜露死苦になるって知ってました。

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[ 2022/05/21 17:39 ] 天体写真 | TB(-) | CM(0)

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